新華社済南3月11日発(記者 王汝堂) 国家統計局山東調査総隊から得た情報によると、07年末までに山東省の約半数の農村労働力は非農業産業に移転した。
統計によると、07年末までに山東省の農村労働力が非農業産業に移転した人数は1907万人を超え、06年同期と比べ、119万余人増加し、約半分の農村労働力は非農業産業に移転した。農村労働力が非農業産業へと移転するペースは明らかに加速した。07年の移転率は06年と比べ、6.7%伸び、06年のそれを2.4ポイント上回った。
山東省の農村労働力の移転は省内での移転を主とし、山東省東部地域は農村労働力を吸引する主な陣地だ。調査では、山東省の出稼ぎ労働者のうち、97%の労働力は山東東部の比較的発達した地域に移転した。
山東半島の製造業の振興に伴い、第2次産業の労働力吸収能力は明らかに強まっている。山東省の出稼ぎ労働者のうち、第2次産業に移転した比重は56%を超え、06年のそれを5ポイント上回った。
(翻訳 劉英) 新華社より
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