北京五輪組織委員会はこのほど、北京五輪のマラソン競技について、計画通り、女子が8月17日、男子が24日に行われると改めて強調しました。
これは、北京の大気状況によっては、IOCがマラソンのスタート時間、もしくは、開催地そのものを変更する可能性があるとの報道を受けたものです。これについて、北京オリンピック組織委員会は、先週、記者会見を開き、「スタート時間は、組織委員会と国際陸上連盟が交渉の上で決定したもので、今のところ、計画通り行っていく」との方針を語りました。
一連の報道は、IOCのロゲ会長が「環境の状態が一定基準に達していなければ、マラソンなど有酸素競技の開催を変更することも可能」と話したことによるものです。しかし北京五輪組織委員会体育部の劉文斌副部長は、「時間や開催地を変更する場合、IOCと組織委員会、及びテレビ中継を行う媒体が共同で決定しなければならない。現時点では、日程や開催地の変更はありえない」と述べました。(翻訳:李軼豪)
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