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中国ダルフール問題特別代表、スーダンを訪問
   2008-02-28 13:35:24    cri







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 スーダンを訪れた劉貴今中国ダルフール問題特別代表は27日、ハルツームで記者会見をしました。

 劉貴今特別代表は24日から27日まで4日間にわたってスーダンを訪問しました。訪問期間中、スーダンの指導者及び関係高官と会談したほか、南ダルフール州のニアラを訪れました。訪問の成果について劉貴今特別代表は次のように述べました。

 「訪問の成果に満足している。スーダン政府は問題の解決を図っており、一部の問題点は道理がないわけではない。スーダン政府は外部と意見の食い違いが存在しているものの、国際社会との意志疎通と対話を強化していきたいとしている。スーダン政府の高官はダルフール問題が長引けば、苦難にさらされるのは国民であり、最も影響されるのは国家の発展だと私に話したのだ」

 今年の北京五輪を政治問題化しようとする動きについて劉貴今代表は、「2008年北京五輪は中国だけのものではなく、あくまで中国がホスト国として行われるオリンピックであり、世界各国と各国人民のスポーツ大会である。遠く離れたスーダンで発生した問題を無理やり北京五輪と一緒に論じるのは理解できない。オリンピックの基本精神は非政治化だ。長い目で見て、オリンピックを政治化することは、まったく得策ではない」と述べました。

 劉貴今代表はまた、「中国とスーダンの関係は正常な国家関係だ。その他のアフリカ諸国との関係と区別はない」として、次のように述べました。

 「我々は中国とスーダン関係の政治化に断固として反対する。一部のマスメディアとNGO・国際協力に携わる非政府組織は石油分野における中国とスーダンの協力を強く非難した。この協力におどろくする必要がない。西側の国は100年前からすでに協力をしてきたのだ。一昨日、私はハルツームの石油精錬工場を視察したが、非常に感心した。この工場は10年をかけて、スーダンを石油輸入国から原油の採掘や精錬までの完備した技術を持つ石油工業国に変え、国家の経済発展を促した。これは世界でも稀なことだ。中国とスーダンの協力、特に石油分野における協力は互恵的かつ透明で、排他的ではない協力と言え、非難されるべきものではない」

 更に、劉貴今代表は、中国はスーダンと友好協力関係を保つと共に、ダルフール問題の解決に積極的に関与したと強調し、次のように述べています。

 「国連安保理5つの常任理事国の一つとして、中国はダルフール問題の解決に積極的に参加した。これは一部の西側の国を含む国際社会の認可を得ている。我々は目標が同じだが、具体的なやり方が異なっている。このため、我々は安保理のその他の理事国と良好な交渉関係を保っている。この問題で、中国は西側の大国を含む国際社会との意思疎通や話し合い、協力を求めるとし、決して対決は望まない」と述べました。(董)

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