韓国の大統領就任式が25日ソウルで行われました。新任のイ・ミョンバク大統領は就任式で「新政府の目標は、市場経済を基本にする一流の国家、進歩と保守という理念を乗り越えた実用主義国家を構築して、先進化した時代を切り開いていく」との考えを示しました。
イ・ミョンバク大統領はこの中で、「韓国は未来志向の韓米同盟関係を強固に発展させると共に、中国、日本及びロシアとの協力関係を強化して、東アジア地区の共同繁栄を求めていく」と述べた後、「韓国は実用主義の原則に基づいて、韓朝関係を発展させる。朝鮮が核を放棄し、開放の道を歩むことになれば、南北間の協力は新しいチャンスに恵まれる」と明らかにしました。
イ・ミョンバク大統領の就任式には韓国政界の要人や5万人以上の韓国各界の人々、及び外国使節らが参加しました。中国の唐家セン国務委員は胡錦涛国家主席の特使として、就任式に出席しました。(翻訳 東)
|