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新華社北京2月12日発(記者 孫聞) 12日、正月(陰暦)の6日、国家京劇院、梅蘭芳大劇院は北京で被災地のために慈善公演を行い、寄付金を計55余万元受け取った。これらの寄付金は文化部によって南方の被災地に提供された。
1時30分 12日午後、「真情家園、同此涼熱」(みんな共同で努力し、災害と戦う)と題した京劇名家による慈善公演は北京梅蘭芳大劇院で上演した。40名近くの京劇名家は登場した。
数年ぶりに舞台を離れた数名の梨園名家も登場し、素晴らしい公演を行った。89歳の荒事師泰斗の王金(金・路)氏は門弟と共に「八蝋廟」を上演し、手、目、体などがよく調子に合っている。終了後、観衆らに足の絶技を展示した。85歳の大青衣(女役のひとつ)-李慧芳氏は「穆桂英挂帥」を歌った後、言派老生の有名な芝居「譲徐州」を上演した。83歳の花臉(芝居の役柄の一つ)-景栄慶氏は「牛皋下書」を勇ましく上演した。著名な芸術家らの素晴らしい技芸は観衆らの好評を博した。
梅葆玖氏、葉少蘭氏、馮志孝氏、孫毓敏氏、劉長瑜氏、楊春霞氏、趙葆秀氏、寇春華氏など名家も登場し、「太真外伝」、「四郎探母」、「淮河営」、「紅娘」、「紅灯記」、「杜鵑山」、「沙家浜」、「法門寺」など芝居を演じた。譚門祖孫三代の譚元寿氏、譚孝曾氏、譚正岩氏は観衆らに譚派の芝居-「定軍山」を演じた。杜鵬氏、王蓉蓉夫妻は「四郎探母」を上演した。また、国家京劇院の張建国氏、トウ敏氏、陳淑芳氏、江其虎氏など国家一級俳優もそれぞれの得意な曲目を演じた。
注意すべきことは、当日の慈善公演に参加した俳優のうち、10数名の全国人民代表大会の代表と全国政治協商会議の委員を含み、代表と委員の責任を履行した。
慈善家の李春平氏は慈善公演の現場で30万元を、書家の欧陽中石氏は書道作品を寄付した。ある原因で参加できなかった一部の国家京劇院の俳優らも寄付した。
(翻訳 劉英) 新華社より
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