中国外務省の劉建超報道官は5日北京での定例記者会見で、「中国は冷凍ギョウザによる中毒事件について徹底的に調査していく」と述べました。
劉建超報道官は、「日本のメディアのこの事件に対する関心は理解できる。しかしこの問題に対応する時には、科学的な態度、冷静な気持ちで、消費者に対して責任のある原則を持たなければならない」と述べた上で、この事件は中日関係に影響を及ぼすべきではないという見方を示しました。
劉建超報道官はまた、「中国側はこの事件をきわめて重視している。国家品質監督検査検疫総局は迅速に調査グループを派遣し、途中段階でも調査結果を発表した。4日、河北省輸出入検査検疫局は再び、サンプル検査の結果を発表したが、殺虫剤などの毒物は一切検出されなかった。現在、国家品質監督検査検疫総局の関係責任者が日本側の調査団と一緒に河北省石家荘市で現地調査を行っている」と述べました。(翻訳:ooeiei)
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