国家統計局は3日、「2007年第4四半期(10ー12月)全国企業景気調査報告」を発表した。報告によると、2007年第4四半期の全国企業景気指数は高水準を継続し、企業の生産・経営は全体的に安定した比較的速い発展を維持し、企業経営者は今後の経済発展に楽観的な見方をしている。今年第1四半期(1ー3月)の企業景気は安定を維持し、前期とほぼ同じ水準で、昨年同期よりも高水準となることが予測される。「中国新聞網」が伝えた。
昨年第4四半期の全国企業景気指数は 143.6ポイント、前期よりもやや鈍化したが、前年同期比では4.2ポイント伸びた。
調査によると、マクロ経済の発展に対する企業経営者の信頼度は高く、今後の経済発展を楽観視している。一方、企業の生産・経営に影響を与えるエネルギー、原材料の価格高騰などの問題は日増しに深刻化し、メーカーの生産コストが絶えず上昇している。工業メーカーの生産コストの景気指数は低迷を続け、生産コストは前期比、昨年同期比とも上昇した上、その増加幅は徐々に拡大している。
今回の調査には含まれいないが、中国南部の雪害が中国経済に与える打撃で企業指数にもたらす変数を観察していく必要がある。
「人民網日本語版」
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