厳しい寒さや大雪などの災害に見舞われた中国の湖南省、貴州省、江西省などの自治体は被災者たちの基本的な生活を確保するために救助作業に取り組んでいます。
中国民政省は2日午後8時、最新の被害状況と災害救助活動を発表し、この中で、湖南省があわせて1億7百万元の救援資金を投じて、被災者43万人を支援したことを明らかにしました。このほか、貴州省、江西省、安徽省なども大量の人員や物資を救助作業に投入しています。
中国国務院の炭電力石油輸送と災害緊急救助指揮センターによりますと、2日午後8時までに、中国の鉄道輸送は回復しつつあり、被災地の空港の運航も回復に向かっているほか、湖南省、江西省、貴州省を除いて、全国各地の送電網もほぼ正常に戻り、電気、石炭の供給も好転していることが明らかになりました。
中国気象局によりますと、2月3日、中国南部地方で続いていた雨や雪なども好転の兆しがあり、気温も上がる見込みで、災害救助にプラス材料となるそうです。
(翻訳:東)
|