セネガル駐在の盧沙野中国大使は、このほど、ダカールで開かれた「新しい地政学におけるアフリカと欧州」という国際フォーラムで発言し、「中国とアフリカの協力は、互いに利益をもたらしている。中国によるアフリカへの支援は実務的で効率の高いものである。アフリカにとって、中国は脅威ではなく、チャンスだ」と述べました。
盧沙野中国大使は、「西側諸国の間には、『中国がアフリカを脅かしている』という説があるが、これは、偏見で道理に合わないことだ」と指摘しました。
盧沙野中国大使は、また、「アフリカで、中国製品からの挑戦に直面しているのは、地元の民族産業ではなく、西側の多国籍企業だ。中国が合理的な価格でアフリカ諸国と協力してアフリカの資源を採掘していることは、アフリカの資源を略奪することではないし、環境破壊もしていない。また、西側諸国のアフリカにおける資源開発の方が中国より多いのが事実だ。中国は、債務削減や無償援助などによって、アフリカを適切に支援している。中国はアフリカ諸国との関係を発展させる際、その主権や領土保全を尊重し、内政に干渉しない原則にのっとっている」と述べました。
盧沙野中国大使は、さらに、偏見をなくし、アフリカで中国と協力しながら、共にアフリカの発展を促していくよう西側諸国に呼びかけました。(翻訳:GK)
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