新華社北京1月30日発 中国気象局の于新文報道官は30日、中国中・南部地域の大雪に関する通報会で、「2008年、中国気象局は気象観測・災害警報体制作りを開始し、国は約19.6億元の予算を出す」と明らかにした。
同報道官によると、気象観測・災害警報体制作りは観測場所増設、ハイテクによる予防・警報能力の向上、警報スピードのアップによる公共サービスシステムづくりの強化、ソフト・ハードウェア整備の4部分を含む。
国と気象当局はそれぞれ19.6億元と10億元余りの予算を出し、下半期にそれを開始し、全部で3?5年間をかける。
それにより、辺鄙な山間部にいる人々が予報や警報の情報を受信することを確保し、在学生を対象に避難ノウハウを啓発する。中国気象局は西北地域の畜産地域でその試験の実施を予定する。
中国気象局予測減災司の矯梅燕司長は会議で、「ここ数年、中国で、気象災害が増えていることに対し、気象災害防御計画をまとめ、気象観測・災害警報体制を確立することは社会や経済の発展、国民の暮らしや生産の保障に重要な意味を持つ」と表明した。
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