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中国、交通の安全に尽力
   2008-01-30 16:38:43    cri





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 数十年ぶりの大雪が中国中部、東部、南部の10数の省と市を襲い、各地の鉄道、道路、航空などに大きな影響を与えています。胡錦涛国家主席、温家宝首相は、各部門に交通運輸と電力供給を確保するよう要求しました。

 降り続く強い雨と雪が、旧正月の帰省ラッシュと重なったため、交通機関が大きな打撃を受けています。今、北京ー広州間、北京ー上海間の交通が麻痺状態に陥って、特に北京ー広州間の鉄道沿線では、数十万人の乗客が足止め状態にあります。

 29日、温家宝首相は、長沙市駅で待機中の乗客を見舞いました。

 「皆さんが動けなくなっていることを申し訳なく思っています。まず早急に電力網を修理します。電力が復旧すれば、列車が運行再開できるはずで、そうなれば、皆さんがまもなく帰ることができるでしょう」

 温家宝首相はまた、30日午前、多くの旅客が足止めされている広東省広州駅を訪れ、乗客を見舞いました。

 今、中国鉄道部は、北京ー広州間鉄道の運行回復に向けて全力を尽くしています。悪天候の影響で、電力供給が不安定となり、運行回復に大きな影響が出ていますが、鉄道部は、180台のディーゼル機関車を臨時的に調達するなど対応を急いでいます。また、鉄道部では、駅構内で待機している乗客に無料で食料と飲用水を提供しています。こうした対応について、乗客の一人、苟明さんは、「26日に深センから来て、ずっとここで足止めされています。家に早く帰りたいけれど、しょうがありません。広州市政府が無料で食事や宿を提供してくれるのは、すごくありがたいですね。外は寒いけど、心は温かいです」

 道路も、凍結による影響が出ています。渋滞が最もひどい北京・珠海道路の長沙付近では、1万8千台の車が動けなくなり、5万人の足に影響が出ました。沿線地域の政府は、食品やお湯、毛布を無料で提供しているほか、医療チームを派遣しました。特に湖南省では、20万人の人民解放軍を動因して、救助に当たっています。

 湖南省中国共産党委員会の張春賢書記は、救援の前線に立ち指揮を取っています。彼は、「大型のバスがあれば大型のバス、なければ小型のバスで、全員を市内に運ぶつもりです。また、市内の学校、病院、ホテルに避難してもらい、無料で食事を提供します」

 中国公安省によると、北京・珠海間の高速道路は30日午後に封鎖が解除される見込みです。

 空の便でも、およそ6000便が、遅延や欠航となりました。民用航空総局は、安全を念頭に置きながら、運航スケジュールを調整するよう要求しました。

 また、中国民政省、財務省は、中部の湖北省、湖南省などの被害地に1億元を投入して、救助に当たっています。

 天気予報によりますと、今後数日、中部、東部、南部などの地区では雪や雨の天気が続き、局地的に暴風雪となる見込みです。市民の生活や交通運輸にさらに影響が出ると予測され、交通運輸や電力供給を確保して、市民の利益を重んじながら、全力で救助に当たることが急がれます。(翻訳:李軼豪)

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