イギリス、フランス、ドイツ、イタリアの4カ国の指導者は29日、ロンドンでサミットを行い、資金運用の透明性を高め、リスクに対する監督とコントロールを強めていくよう金融機関に呼びかけました。
今回のサミットは、イギリスのブラウン首相が開催を呼びかけたもので、フランスのサルコジ大統領、ドイツのメルケル首相、イタリアのプロディ首相、EUのバローゾ委員長が出席しました。出席者は、世界経済が直面している困難に対応するため、現在の経済体制を改革する必要があることで一致しました。
サミットの後、ブラウン首相は「今後、8カ国グループ(G8)の財務相が具体的な案を出して、銀行貸付のリスクに対する評価システムを改革し、情報面における透明性を高めていく」と述べました。(翻訳:katsu)
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