中国共産党中央政治局は29日、会議を開いて、雨や雪による凍結の被害について話し合い、人々の生産や生活の確保に向けて取り組みを強めることにしています。
この会議では、「最近、中国の一部の地方が記録的な低温や雨や雪の凍結による被害に見舞われた。この悪天候は被災地区の生産、生活秩序に著しい影響を与えている。また、今後数日間、南方の大部分の地区は引き続き雪や雨が降る予定で、中には、大雪になる地方もある。これはこの地区の住民の生産や生活、とりわけ、交通輸送、エネルギーの供給に著しい影響を与えるだろう」という報告がありました。
このため、会議は、「各地区、各部門が災害救助のための組織的指導力を強化し、緊急態勢を強化することを求め、当面の急務は交通輸送と電力供給の確保にある」と指示を出した上で、「すべての困難を克服して、石炭の生産を増やし、生活必需品の供給を保障し、ガスや石油の正常な生産と調達を確保する。とりわけ、被災地区の人々の生産と生活を確保して、人々に楽しくて、幸せな春節を迎えてもらえるようにする必要がある」と指摘しています。(翻訳:Yan)
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