マレーシアのアブドゥラ首相は25日、スイスのダボスで開かれている世界経済フォーラム年次総会で、「ASEAN・東南アジア諸国連合は中国、日本と韓国との対話を引き続き強め、アジア地域の一体化プロセスを推し進める必要がある」と主張しました。
アブドゥラ首相はその中で、「ASEANは東アジア共同体を設立するという長い目標を目指して進んでいくべきである。ASEANと中国、日本、韓国との関係強化はこの目標を実現する主な手段である」と述べました。
東アジア自由貿易区の設立について、アブドィラ首相は、「ASEANは中国、日本、韓国とそれぞれ自由貿易協定を調印する必要がある。これは、東アジア自由貿易区の実現に不可欠な手順である」と述べました。(翻訳:KH)
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