新華社情報済南1月23日発(記者 趙大勇) 山東省煙台市に設立する交通部北海救助局の埠頭に泊まった、「中国の海上救助船ナンバーワン」と称されている「南海救101」船が23日から黄海・渤海海域の冬季海上救助当番を始める。
これは「南海救101」船が初めて南海から北へと黄海・渤海の救助任務を担う。客船とフェリーボートの航路が密集な渤海海峡、海難事故頻発の威海市成山頭はずっと海上安全の重点区域だ。冬季寒空気の南下と寒波の頻繁な襲撃に連れて、黄海と渤海の海域安全状況が悪く、海上船舶の安全を脅かす。救助機能が強い「南海救101」は煙台市に北上し、北方海域の救助力を大いに増強、北部海上ルートの安全、特に春運(旧正月の特別輸送期間)と両会(全国人民代表大会と政治協商会議)の安全な外出に重要な役割を果たす。
2007年11月18日、交通部南海救助局に渡した「南海救101」は「中国の海上救助船ナンバーワン」とされる。この救助船は中国でサイズが最大、パワーが最大、スピードが最も速く、風浪抵抗能力が最も強く、装備が最も先進的、救助機能が最も揃った海洋救助船だ。「南海救101」の海・空立体式救助設備は救命甲板の前部でヘリコプターの昇降デッキを設立、S76型の海上救助ヘリコプターを直接昇降でき、海・空連合救助作業を行う。(翻訳 王秋)(新華網より)
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