中国政府の国務院新聞弁公室所属の総合情報ポータルサイト「中国網(チャイナネット)」と日本の株式会社サーチナが運営している中国総合情報ウェブサイト「中国情報局」が提携することになりました。
これは22日、国務院新聞弁公室で行われた記者会見で明らかになったことです。両サイトは、2007年10月1日に『2008年北京オリンピック特集』サイトをすでに共同で開設し、北京オリンピックの概要をはじめ、開催地・北京市の紹介や注目されている中国人選手の写真による特集、北京オリンピック開催に湧く中国社会のニュースなどを日本語で伝えていますが、オリンピック終了後も、Webでの情報配信活動を通じ日中相互理解促進のための取り組みを継続して行っていくことで合意したということです。
今回の提携により、サーチナと『チャイナネット』は、北京オリンピック開催150日前の2008年3月に、サーチナが中国全土に有する27万人のモニター会員とチャイナネットのユーザーを動員して、中国の一般市民参加型Webメディア『中国市民フォトジャーナル』の提供を開始する予定です。また、2008年2月には、日本人駐在員・観光客向けに、株式会社ぐるなびが提供するグルメ情報検索サイト『ぐるなび』(日本語 www.gnavi.co.jp 中国語 http://www.gudumami.cn/)の協力を得て、北京市内におけるグルメ情報の提供を予定しているということです。(傅 穎)
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