広域で降り続く雨や雪が、春節(旧正月)を前に帰省者の足を乱している。中央気象台は20日午前6時、「豪雪オレンジ色警報」を発した。21日までに西から東へかけての広域が雨や雪、寧夏回族自治区・陜西省・山西省・山東省・河南省・湖北省・江蘇省・安徽省などが大雪や豪雪に見舞われた。この影響を受け、全国の多くの高速道路が路面凍結で通行止めとなっている。「東方早報」が伝えた。
空の便では、上海浦東空港で20日、西安・成都・瀋陽行の各便に遅れが生じ、着陸便は10機以上が定時に着陸できず、出発便は20機近くに遅れが生じた。上海虹橋空港では鄭州・徐州からの上海便が大雪の影響を受け、大量の乗客が鉄道に流れた。
鉄道部の王勇平報道官は20日午後3時、中国政府網の取材に対し、広域で降り続く雨や雪のため道路や空の便で乗客が鉄道に流れ、鉄道利用者が急増していることを明らかにした。(編集NA)
写真:20日、鉄道の安全を確保するため、線路の除雪作業を行う合肥駅の作業員
「人民網日本語版」
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