上海市政府は16日、独フロイデンベルグ企業管理有限公司、仏オーシャン(中国)投資有限公司、米ロックウェル・オートメーション制御システム有限公司等の多国籍企業10社に対して、地区総本部設立の認定証書を交付した。これにより、上海には多国籍企業の地区総本部が184社となり、3分の1が世界500強にランクインしている企業という。
上海は2002年、多国籍企業の地区総本部設立に対する優遇政策を打ち出して以来、より多くの多国籍企業が上海に進出することを奨励し、同時に投資性会社を国家レベルの地区総本部にランクアップする推進を行い、総本部の経済活動は日増しに活発になってきた。上海総本部の多国籍企業593社が2007年末までに経済プロジェクトを請け負い、うち16社が国家レベルの地区総本部であった。上海は中国国内の中で多国籍企業の地区総本部が最も多い都市のひとつになっている。上海市政府は2007年、多国籍企業30社に対し地区総本部の設置を認定した。また、商務部は投資性会社15社の設立を認可し、そのうち5社が2007年度世界500強にランクインした企業だった。
「人民網日本語版」
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