中国南極長城ステーションで2月末、インターネットが接続され、祖国との距離がぐんと近くなる。
調査隊員はインターネットの開通後、調査データの送信、テレビ会議、音声通話などが利用できるという。
長城ステーションと上海を結ぶ衛星通信プロジェクトは現在、急ピッチで構築を進めている。長城ステーションは西半球に位置することから、上海とは衛星1基で直接通信することができず、「衛星+国際光ケーブル」を用いて接続することになっている。このプロジェクトに使用される衛星通信設備約4トンは極地科学観測船「雪竜号」が中国から運搬してきた。
さらに、中国南極中山ステーションでも来年、衛星通信プロジェクトを実施する予定だ。
「人民網日本語版」
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