北京市は今年、昨年の「五輪食品トレーサビリティシステム」導入に続き、野菜・家畜製品など農産物やパッケージ食品のトレーサビリティシステムを導入し、関連情報を収集・分析・評価・追跡・警告する全市統一の食品トレーサビリティデータセンターを設置する。食品を扱う市内55店舗の中・大型デパートとスーパーマーケットチェーン、農産物卸売市場6カ所にトレーサビリティ情報検索設備を設置し、情報のカバー率とトレーサビリティシステムへの社会各界の認知度・利用率を高める。北京市食品弁公室の唐雲華・報道官によると、五輪食品トレーサビリティシステムが細かい点を重視するのとは異なり、野菜・家畜などの食品トレーサビリティシステムの重点は生産元の追跡にある。追跡不能な食品を市内の市場に流通させないことで、市民が野菜や肉を安心して口にできるようにする。「競報」が伝えた。
「人民網日本語版」