中国を訪問中のアメリカ太平洋軍のキーティング司令官は15日、中国人民解放軍軍事科学院で中国の研究者と会談した際、「米中軍事関係の発展については楽観している。中国とより頻繁に、より質の高い定期交流をしたい」と述べました。
また、キーティング司令官は、「中米双方は各方面で、相互理解を深め、誤った判断をしないよう努力するべきだ。また、安全保障面での課題に対応する際は、あらゆるチャンスを活かして双方の協力を強める必要がある」と述べました。
さらにキーティング司令官はアメリカと中国が人道的援助や被災者の救済、反テロ情報の共有、過激主義の取り締まり、大量破壊兵器の拡散防止などの分野で協力を行なうことを提案しました。
なお、台湾問題については、「アメリカの立場は変わらない。今後も全力を尽くして、この地域の平和、安定、繁栄を保障していく」と語りました。(翻訳:玉華)
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