アメリカのライス国務長官と、サウジアラビアのサウド・ファイサル外相は、15日、リヤドで、「関連の国際決議を遵守し、IAEA・国際原子力機関の査察活動に積極的に協力することで、地域情勢の緊迫化を避けるよう努めるべきだ」とイランを促しました。
これは、ライス国務長官とファイサル外相が共催した記者会見で明らかにされたものです。双方は、「イランは、核エネルギーを平和的に利用する権利を持っているが、その前提として、国連の関連決議に基づいて核兵器の開発を停止し、IAEAとの協力を強化しなければならない」と強調しました。
さらに、ファイサル外相は、イランが関連の国際決議などに確実に対応することを希望しました。
一方、エジプトのムバラク大統領とトルコのアブドラ・ギュル大統領は共に、平和手段を通じてイランの核問題を解決することを呼びかけました。(翻訳 朱丹陽)
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