グルジアのゲラ・ベズアシビリ外相は15日首都トビリシで、グルジアのNATO加盟は、ロシアとの関係を複雑化することはなく、ロシアの利益を損なうこともない」と強調しました。
ゲラ・ベズアシビリ外相は、「グルジアのNATO加盟を巡ってロシアと対話を行う必要がある。しかし、グルジアのNATO加盟はロシアとの関係を損なうことはない」と述べました。
これに対して、ロシアのラフロフ外相は同じ日モスクワで、「グルジアのNATO加盟は、グルジア国民が自ら決めることである。しかし、ロシアは、自国の安全を確保するため、その対応策を行う必要がある」とした上で、さらに「グルジアは自国の領土にロシアとグルジア以外の国の軍事基地を設けないと、法律上保障している。これについて、ロシアは今後見守っていきたい」と語りました。(翻訳:KH)
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