新華社北京1月10日発 (記者 コウ亜琳)記者が10日国家質量監督検験検疫総局から得た情報では韓国駐中国大使館は7日、中国国家質量監督検験検疫総局に口上書を手交し、当日から中国の対韓国輸出漬物に対し、10%の輸入常規抜取検査割合を回復することとなった。これで2年余りにわたる中国・韓国漬物事件が円満に解決された。
韓国食品医薬品安全庁は05年10月21日から中国から輸入された漬物に寄生虫卵が発見された理由により中国産漬物に対し、100%の輸入精密検査を施行することとなった。
中国国家質量監督検験検疫総局は同事件を高度に重視し、対韓国輸出漬物の品質監督管理を厳しくしたと同時に、生産加工企業を全面的に整理、アクセス敷居を高め、遅れた企業を淘汰させ、原料栽培から製品輸出までの品質コントロールを実現し、輸出漬物の品質と安全水準を高めた一方、韓国側との交流と協力を強化、中国・韓国品質検査協議協力メカニズムを確立、漬物品質問題を友好協議によって妥当に解決するように促した。
07年8月、同局の努力を経て、韓国側は衛生証明書付きの中国漬物に対する抜取検査割合を100%から20%に引き下げることとなった。
統計データによると、07年中国漬物の対韓国輸出量は20.2万トン、価値は1億ドル、寄生虫卵問題が発見されなかった。
また、同局によると、2年余りにわたる漬物事件が円満に解決されたが、今後、引き続き有効な措置を講じ、国内企業管理を強化する一方、韓国との交流と協力を緊密化し、対韓国漬物輸出貿易の順調な発展を確保するという。(新華網より)(翻訳 孫義)
|