山東省の通勤族は限られた休日も家事に追われ、娯楽や旅行、学習など個人のリラックスや成長に充てる時間は20%にも満たないことが、山東省民意調査センターによる調査でわかった。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
通勤族の生活は「仕事がようやく終わると家庭に追われ」、休日にくつろぐこともなかなかできない状態だ。休日の優先事項は「家事」が20.7%、「家庭用の買い物」が16.5%、「親戚・友人づきあい」が10.2%。通勤族の多くは休日も家庭や人づきあいに忙しい。学習、娯楽・旅行などは一種の贅沢で、両者の合計は20%にも満たない。
性別と休日の過ごし方にも一定の相関が見られる。家事労働の負担率は女性が72.2%で、男性は27.8%に過ぎない。女性は家庭用の買い物の大部分も担っている。現代女性は職場で懸命に働き、家庭でも家事の多くを担っているわけで、女性通勤族の苦労がはっきりと示された。(編集NA)
「人民網日本語版」より
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