台湾のメディアによりますと、台湾高等法院は28日午前、馬英九氏が横領罪に問われていた裁判の2審で、馬英九氏に対し無罪の判決を言い渡しました。
台湾高等法院は、検察側の控訴を却下し、横領罪について1審の無罪判決を支持した上で、追加された背任・詐欺などの罪も成立しないとの判決を下しました。
馬英九氏の「特別支出費」問題は、2008年に行われた台湾の総統選挙にも関わっています。台湾の法律によれば、馬英九氏がもし汚職や背任などの罪に問われれば、被選挙権を失うということで、無罪判決によって、馬英九氏が総統選に立候補する上で、法律上の障害はなくなりました。(翻訳:コオリ・ミン)
|