中国の名門大学である北京大学経済学院の劉偉院長は26日北京で、「オリンピックは、世界各国の人々が中国の文明を理解する絶好のチャンスだ。その文化面の意義は経済面の意義より重要だ」と強調しました。
オリンピックの開催をきっかけに中国経済を発展させるのは、業界に広く認められている考えで、オリンピックの開催によって経済がヒートアップされているのも現状です。これについて、劉偉院長は「中国経済は北京オリンピックのあとでも急成長を保つだろう。中国の実情はこれまでのオリンピック開催国とは異なり、工業化や都市化の完成までは、まだ道のりが長いし、発展の可能性も大きい。そこで、中国経済は、オリンピックのあとでも衰えることはない」と語りました。(翻訳:コオリ・ミン)
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