中国の陳チク衛生相は26日、北京で「医薬衛生体制の改革を進める上での全体目標は、都市部と農村部をカバーできる基本的な医療衛生制度を設立して、一人一人が基本的な医療衛生サービスを受けられるようにすることだ」と述べました。
これは、陳チク衛生相が同日全国人民代表大会常務委員会に報告を行った時明らかにしたものです。その際、陳チク衛生相は、「2010年には初歩的な基本的医療衛生制度の枠組みが作られる予定で、さらに2020年には都市部と農村部をカバーできる、完備された公共衛生と医療のサービスシステムを設立する」と語りました。
また、陳チク衛生相は「現在、中国の新型農村協力医療制度はすでに7億3000万人の農民を対象に普及している。都市部でも1億7000万人が基本医療保険を受けている。それと同時に、医療救助制度も絶えず完備されている。救助資金は今年下半期だけで71億元を超えた」と述べました。(翻訳:katsu)
|