上海市は現在中国初の海底観測ステーションの建設を計画中で、南匯区臨港新城付近の海域に建設する予定だという。このほど開催された「2007年上海海洋フォーラム」で中国科学院院士(科学アカデミー会員)の汪品先教授(同済大学海洋地質国家重点実験室教授)が明らかにした。「新聞晩報」が伝えた。
海底観測ステーションは海洋気象台に相当し、観測点が海底であるため海洋の風や波などの影響を受けることがなく、海洋資源と環境の変化を明確に知ることができる。また地震など自然災害なども時を移さず正確に観測できる。汪教授によると、観測ステーションは2010年までに雛形が出来上がり、海底から送られてくる信号を受信するという。(編集AY)「人民網日本語版」
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