教育部はこのほど、来年度の国家派遣留学生を1万2千人(大学院生6千人)とする計画を発表した。派遣留学生の留学費用は国家留学基金が援助する。優先分野はエネルギー、資源、環境、農業、製造、情報、生命、宇宙、海洋、ナノ、新素材、人文、応用社会科学。
国家留学基金管理委員会は1996年に発足し、07年9月までに3万4742人の留学生を派遣。留学期間修了後に帰国すべき2万8230人のうち実際に帰国したのは2万7524人で、帰国率は97.5%に上る。年間の派遣留学生数は07年に初めて1万人を超えた。大学院生は5千人を数え、改革開放以来、最も多くの留学生が派遣された1年となった。
派遣留学生の選定基準など、派遣事業関連の詳細は来年初めに国家留学網(www.csc.edu.cn)に発表される。
「人民網日本語版」
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