新疆維吾爾(ウイグル)自治区の司馬義・鉄力瓦爾地(イスマイル・ティリワルディ)主席は13日、新疆地域の今年の年間原油産出量が2610万トンに達し、前年に比べ5.5%増加する見込みであることを明らかにした。新疆地域の原油産出量の増加率は18年連続で全国1位を保持し、原油生産量は今年も引き続き全国3位となる見通しだ。中国新聞社が伝えた。
新疆西北部に位置する克拉瑪依(カラマイ)油田は、年間1000万トン以上の原油産出量を誇り、中国西部で最も大きな重要な原油産出地だ。2010年には、石油・天然ガス合わせて2000万トンの産出量を実現する見込みだ。また新疆中部の塔里木(タリム)盆地北部にある塔河油田は今年、年間原油産出量が500万トンを突破、年末までに536万トンに達する見込まれており、産出量の急速な増加から中国の主要な石油産出地として期待が高まっている。
新疆地域は中国で石油資源が最も豊かな地域の1つだ。資料によると、209億トンの石油資源と11兆立方メートルの天然ガス資源が埋蔵されているとされ、いずれも中国の陸上埋蔵量の4分の1を占めている。
「人民網日本語版」
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