「第18回発展途上国科学院院士大会」がこのほどイタリアで開催され、20カ国・地域の45人の科学者が新しく「発展途上国科学院院士」に選ばれた。中国からは、香港から1人、大陸部から6人が選ばれた。香港紙「文匯報」が伝えた。
香港から選ばれたのは、中国科学院院士(科学アカデミー会員)で香港大学化学系許恵嫻博士化学講座の支志明教授。支教授は38歳で当時最年少の中国科学院院士となった経歴を持つ。
発展途上国科学院院士は、発展途上国の科学院、国家研究理事会、大学・研究機関、先進国の科学機関に在籍する著名科学者の中から選挙で選ばれる。新しく選ばれた約40人を加えると、現在の院士数は、70余カ国・地域出身の計880人にのぼる。1984年から現在までに、計138人の中国人科学者が選ばれている。
「人民網日本語版」
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