中国交通省の黄先耀次官は11日、「11月末ごろ、中国南部の西沙、南沙諸島の海域で、合わせて52隻の漁船と1022人の内外の漁民が救助された」と明らかにしました。
西沙、南沙諸島の海域で、11月22日以降、台風の影響を受けた数十隻の内外の漁船と1000人余りの漁民が漂流し、中国政府の8日間にわたる救難活動によって、救助されました。救助された漁民のうち、ベトナム人が7人、フィリピン人が29人含まれています。
黄先耀次官は、「今後、中国政府は、海上救援体制をさらに整備していきたい」と述べました。