中国民政省社会福祉と社会問題局の張明亮局長は5日、北京で、「中国政府は、社会の力による老人サービス事業を奨励する」と述べました。
これは、張明亮局長が「介護サービスの社会化推進について」と題するテーマの座談会で述べたものです。張明亮局長はこの中で、「社会的な力で介護サービスを奨励することは、経済があまり発達しておらず、公共投資にも限りがある中で、老人サービスを推進する近道である。介護施設の社会化を推し進め、優遇政策を全面的に実施し、資金投入、土地の使用、税収の面で優遇政策を与えることで、介護事業の発展を確保していく」と述べました。
現在、中国の60歳以上の人の数は1億4900万人で、世界全体の21%を占め、世界第1位です。中国経済の発展によって、老人介護の需要はますます高まると見られています。(翻訳:玉華)
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