世界の研究者や大学などの評価で知られるISI(Institute for Scientific Information、米国フィラデルフィア市)の引用文献データベース(Web of Science)による分析の結果、中国の蘇州大学化学科が発表した論文が、過去10年に引用された世界の全論文のうち1%を占めていることがわかった。「科学時報」が伝えた。
蘇州大学化学科は、2002年から06年にかけて、計1400本にのぼる科学論文を発表した。そのうち自然科学関連論文を扱うデータベースSCI(Science Citation Index)では388本が、SCI拡張版(Science Citation Index Expanded)では564本が、工学関連論文を扱うEI(Engineering Index)では206本が引用されている。また、同大学化学科はこの5年間で国家級自然科学基金の39プロジェクト、省部級の21プロジェクト、市庁級の26プロジェクトを担当した。(編集MA)
「人民網日本語版」
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