第16回目の国際障害者デーとなった3日、民政部の社会福利・社会事務司の張世峰・副司長が南京市で、中国の障害者を取り巻く環境と政府のリハビリ事業について語った。「新華網」が伝えた。
2006年全国障害者サンプル調査によると、中国には人口の6.34%を占める8296万人の障害者がいる。そのうち視覚障害を持つ人は障害者の14.86%を占める1233万人、聴覚障害を持つ人は24.16%を占める2004万人、肢体に不自由を持つ人は27.7%を占める2412万人。障害者を持つ家庭は全国で7000万戸以上に上り、約2億6千万人が自らの家族として障害者を持っている。
政府ではここ20年にわたって一連のリハビリテーション・プロジェクトを実施、白内障患者の視力回復や聴覚障害児童の聴力回復、精神病の治癒、身体障害や知的障害を持つ人々のリハビリなどを展開してきた。中国の障害者の生活環境は年々改善されてきている。
「人民網日本語版」
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