第1回中国国際漫画アニメ創造産業取引会が2日、安徽省で閉幕した。これまでに約240件の各種契約が結ばれ、契約額は20億元を突破した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
取引会は新聞出版総署と安徽省人民政府が共同で主催したもの。会期は3日間で、国内・海外から漫画・アニメの制作、出版、映画化、ゲーム制作などをめぐり多数の来場者が訪れている。
現在、漫画・アニメ産業がやや停滞気味である主な原因は、産業チェーンの未発達あるいは分断にあり、資本とプロジェクトとの乖離、市場とニーズとのズレ、技術と芸術との懸隔といったさまざまな問題がみられる。
今回の取引会では出版分野を中心に据え、そこから関連産業を牽引していくという、合理的かつ有効なルートが構想されている。(編集KS)
「人民網日本語版」より
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