中国国家品質監督検査検疫総局の李長江局長は1日、日本の若林正俊農林水産大臣と会談しました。双方は、農産物の輸出入問題でいくつかの合意に達しました。
日本側は「中国産カボチャに対して行っていた輸入禁止令を来年3月までに解除するため、日本は国内の関連法律を整える」とした上で、豚肉・牛肉の対日輸出問題についても、中国の35社の加工・生産企業に対して検査や確認を行ったうえで来年3月までに輸入を再開することを約束しました。
また、中国へのコメの輸出問題について、日本側は「双方が決めた手順にしたがって、来年3月までに害虫排除対策を実施する」としています。このコメの検疫問題が合意に達するまでは、日本が中国に、第2便として150トンを輸出することを希望し、中国側もこれに同意しました。(翻訳:コオリ・ミン)
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