オリンピックで外国語に関わるサービスをするボランティアの募集試験がこのほど北京大学と北京語言大学で行われ、50カ国以上から集まった300人余りの留学生が参加した。選考結果は12月10日前後に発表され、合格者は来年3月に正式な研修を受ける。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
テスト会場では、試験官が応募の留学生と中国語を使って交流した。漢語水平考試(HSK)のような複雑な問題は出されなかったが、中国語を使った簡単なコミュニケーションによって、留学生の実用的な中国語能力が測られた。オリンピックでは55種類という多くの外国語によるサービスが必要となるため、中国語は流暢でなくとも複数の外国語を操ることのできる留学生には合格ラインが低く設定されるという。
「新京報」によると、「グッドラック北京」(オリンピック前の競技運営テスト)での審査を経て、外国語サービスではすでに3000人がオリンピックのボランティアリスト入りしているが、まだ1000人余りが不足しているという。(編集MA)「人民網日本語版」より
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