中国身体障害者連合会(身障者連合会)はこのほどIBMと協力合意書を取り交わした。双方は、身体障害者が情報技術力を取得・利用し、職業技能を高め、就職範囲を拡大できるよう多方面にわたる協力を展開していく。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
中国の身体障害者数は8290万人以上、そのほとんどが教育・職能レベル共に低く、就業分野が技術力を必要としない労働密集型の旧産業に集中しがちという。また、身体障害者にも平等な就職チャンスを提供しようとする一部企業(特にハイテク関連企業)が人材募集をしても、応募者に適当な候補者がいないというケースも多々見られる。
身障者連合会は、IBMとのタイアップによって身体障害者がハイエンド産業に就業する新しい路を求め、彼らがそれぞれの才能と価値をより良く発揮できるようサポートしたいとしている。(編集KM)「人民網日本語版」より
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