中国水利省は22日、「中国の年間水資源総量が2兆8000億立方メートルあるのに対して、年間用水総量が5500億から5600億立方メートルである。全体から見て、水資源は需要を満たすことができる」と示した一方、季節や地域における分布の不均衡、水質の汚染、水生態システムのアンバランスなどが、当面の水資源供給不足を引き起こしていると指摘しました。
これについて、陳雷水利相は、「ここ数年、世界的な地球温暖化現象の影響で、中国の水資源の条件も大きく変わった。水資源に関する最新評価によると、ここ数年、水資源の総量は、中国南方地区では5%近く増えているのに対して、北方地区では著しく減少しているということである。そのうち、黄河、淮河、海河、遼河などが最も深刻で、12%も減っている」と強調しました。(翻訳 朱丹陽)
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