国連のゲーノ平和維持活動担当事務次長は21日北京で、「世界各地で展開している国連による平和維持活動の成功に中国は積極的な役割を果たした」と評価しました。
記者会見で、ゲーノ事務次長は、「この5年間、国連による平和維持活動要員は中国人が大幅に増えている。現在、世界各地に派遣されている中国の平和維持活動要員は1800人以上となった。中国の参加は、国連による平和維持活動の成功に大きな役割を果たしている」と評価したうえで、「中国がこれから平和維持活動要員をさらに増やすことを期待している」と述べました。
ゲーノ事務次長はまた、「中国はハイチの平和維持活動に参加し、社会情勢の安定に重要な役割を果たした」と語りました。
中国は1990年に初めて国連による平和維持活動に5人の軍事オブザーバーを派遣して以来、17回の平和維持活動に参加し、延べ8100人の平和維持活動要員を派遣しました。統計によりますと、平和維持活動に参加した中国の工兵隊は総延長1万キロ以上の道路を修復し、医療部隊はおよそ3万人の患者を診察したとのことです。(翻訳:KH )
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