シンガポールを訪問している中国の温家宝首相は19日、ミャンマー大統領やカンボジアの首相と相次いで会談しました。
ミャンマーのセイン大統領と会談した際、温首相は、「ミャンマーの将来はミャンマー国民が自ら決定すべきだと中国側が主張している。国際社会はミャンマーが安定、民主と発展を実現させるために建設的な役割をはたすべきだ」と指摘すると共に、「中国側は引き続き国連事務総長及びその特別顧問による斡旋活動を支持し、ミャンマー問題の適切な解決に積極的な役割をはたしていきたいとの姿勢を示しました。
また、カンボジアのフンセン首相との会談で、温首相は、「来年の中国・カンボジア国交正常化50周年をきっかけとして、両国の全面的な協力関係の新たな発展を推し進めていきたい」と述べました。(翻訳:周莉)
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