バングラデシュの関係部門が18日発表したところによりますと、バングラデシュ南部を直撃したサイクロンで、この日の未明の1時30分までに、1784人が死亡しました。救援活動が進むにつれて、死者がさらに増える可能性があります。バングラデシュの関係部門は国際社会に対し、被災地に援助を提供するよう呼びかけました。
関係部門は救援や復興活動を積極的に行っています。バングラデシュのアハメド大統領は18日、被害状況が最も深刻な地区を視察しました。また暫定政府はすでに780万ドルの救援金を支出したほか、被災地区に食品、薬品、テントなどを送り、732人からなる医療チームも派遣しました。さらに、バングラデシュの軍隊も3000人の兵士や、ヘリコプター、船を派遣しました。
一方、バングラデシュにあるドイツ大使館は17日、ドイツ政府がバングラデシュに50万ユーロの援助を提供することを決めたと発表しました。また、国連の関係機関も被災者に食品、薬品などを支援しました。(翻訳:玉華)
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