上海で開かれた「2007青少年体質健康・上海フォーラム」によると、上海の青少年の肥満率は11.5%に上り、国民平均の2.5倍の水準にある。また高校3年生の85.5%が、視力が悪かった。上海の青少年の身体機能は悪化する傾向にある。
上海の青少年の身体能力低下は、持久力、瞬発力などの運動能力や、身体機能レベルの低下に現れている。肥満と視力低下に悩む学生がますます増えており、肥満を例にとると上海の7ー9歳の肥満率は11.7%で、10ー12歳は12%以上。16歳以上の全体では8%余りだが、16ー18歳に限れば14.8%と高い。調査によると小学生の65%が、運動する時間が取れないでいる。
上海市は2006年から、年間500万元を投じて青少年のスポーツ活動への参加を奨励している。上海の小中学校と高校では運動量がやや増加した。また、生徒の休み時間を調整した学校が28.8%あり、生徒たちの睡眠時間が30分ほど増えたという。(編集ID)「人民網日本語版」より
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