外国免許を所持している英国籍青年のスティーヴン氏は上海でお年寄りをはねてけがをさせた。同氏は中国免許証がないため、裁判所に「無免許運転」と判決され、法により事故のあらゆる責任を負う。
今年3月10日、同氏は中国人民共和国自動車免許を取得していないが、ミニバスを運転、上海のある団地内で走り、歩いている75歳のおばあさん周氏をはね、数ヶ所の骨折で入院させた。交警部門はこの交通事故を認定、スティーヴン氏は事故のあらゆる責任を負う。
裁判官によると、中国の更なる対外開放に伴い、ますます多くの外国人は中国に勤め、一部分の外国人は本国で免許を取得しても、中国で運転できるわけではない。「中華人民共和国道路交通安全法」及び「中華人民共和国道路交通安全実施条例」は軒並み明確に規定している。スティーヴン氏の行為は無免許運転に該当する。無免許運転による交通事故は運転者がすべての事故責任を負うという。(新華社)
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