国内の数社の貨物列車製造企業を統合した後、できた中国南車集団長江公司は12日、武漢で正式に運営段階に入っている。長江公司は次第に貨物列車の年産1万1000台の目標を実現し、列車の修理能力は1万7000台に達し、アジア最大の貨物列車基地になる見込み。
20世紀80年代以来、鉄道貨物輸送業が飛躍的に発展してきて、貨物列車市場の需要も速やかに増大している。予測で、2010年までに世界各国による貨物列車への需要量は毎年16万台に増大する。これに対し、「第11次5カ年計画」末までに、中国の需要量は3万2000台以上増加する見込み。
強い市場ニーズは中国が鉄道輸送設備製造産業を強くし、鉄道輸送設備製造産業の集中度を高めることに有難いチャンスを提供した。中国南車集団は「株洲車輌厰」を先導とし、中南地区、華東地区にある「株洲車輌厰」、「武昌車輌厰」、「武漢江岸車輌厰」、「銅陵車輌厰」と「戚墅堰機車厰」に対し、産業統合を行ない、長江車輌有限公司を成立させた。
長江公司の本拠と武漢基地の敷地面積は1500ムーで、武漢市江夏区大橋新区に位置し、総投資は30億元に達している。南車集団は長江公司を一流の列車研究開発センター、一流の列車生産基地と製品輸出基地にし、一部の製品も北米市場に輸出される。貨物列車の製造と修理のほかに、部品の年間輸出量は4万トン、バスの修理能力は450台、年間売上高は50億元に達するという目標をも掲げた。(新華社)
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