新華社ウルムチ11月12日発(記者 劉宏鵬) 新疆カナス景勝地は毎年、大雪で山道が閉ざされる。景勝地の管理委員会主任の譚衛平氏はカナス景勝地の冬季観光事業を発展させることに言及した際、当面の急務は緊急事態の救援、通信、食事と宿泊及び環境保護などの要素を充分に配慮し、科学的で詳しい発展計画を制定することだ。アルタイ地区は目下、既に氷雪観光特別計画を発足したと語った。
一般的に大雪で山道が閉ざされるため、国家の5A級景勝地-カナス景勝地が毎年の冬、俗世間を離れた別天地になる。山の中に住んでいるトワ人が充分な越冬物資を備蓄し、冬ごもりをするとしている。これに対し、譚衛平氏によると、現在、麓からカナスまでのアスファルト道路が早くから貫通した。冬季カナス景勝地行きの観光客総数が一定の規模に達しさえすれば、カナス景勝地管理委員会は即刻に機械で80キロの山入り道上の積雪をかき、冬季の雪掻きコストが500万元前後未満だ。しかし、その問題は、当面、カナス冬季観光の観光客数は毎年4000~5000人で、雪掻きコストを負担できない。一部の旅行代理店は特種観光活動を開催し、馬でそりを引いて観光客の出入りを輸送し、カナスで現地のトワ人と一緒に年を越す。
譚衛平氏によると、目下の情況から見て、予測で、カナス景勝地の大規模な冬季観光活動は2010年前後、展開される。冬のカナスは中国の優れた冬季観光基地、高水準の選手冬季訓練基地になる見込み。(新華社)
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