中国衛生省の毛群安報道官は12日北京で、今年9月末までに中国の農村で7億2600万人が新たな農村協力医療制度に加入したことを明らかにしました。
この制度は自主参加による農村部の医療基金からなっているもので、個人出資が20%、政府出資が80%を占めています。協力医療に加入した農民は医療基金から一部の医療費用を補助されるとのことです。
2003年から一部の農村地区でこの制度のテストが実施されてから、中国の新たな協力医療制度は著しい成果を収めています。毛群安報道官は、「今年新たな農村協力医療基金が募集した金額は350億元以上に達し、今年1月から9月まで合わせて延べ2億人以上がこれに加入した」と紹介しました。(翻訳:KH)
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