教育部国際協力交流司の曹国興・司長は8日、西安で開催された「欧州アジア教育フォーラム」で、中国が2010年までに世界各地に500カ所の孔子学院を設立する計画であることを明らかにした。2004年に最初の孔子学院が韓国のソウルに設立されてから、現在までにすでに190カ所の孔子学院(教室)が設立され、115カ所ではすでに生徒の募集をはじめている。「新華網」が伝えた。
現在、世界には学位を得るため正式に中国語を学んでいる人が4万人いるなど、さまざまな方法で学んでいる人が3000万人以上いるとされている。中国は今年から中国語教師1500人とボランティア2000人を世界各地に派遣し、外国人や華僑・華人に対する中国語や中国文化の教育にあてている。孔子学院の目的と役割は、世界の人々の中国語と中国文化に対する理解を深め、中国と外国との友好関係を発展させ、世界の多様性ある発展を促し、調和ある世界の構築に貢献することだとされている。(編集MA)
「人民網日本語版」
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